2011年6月23日木曜日

慰霊の日

6月23日は、沖縄では慰霊の日。





内地の人はあまりわからないと思うけど、沖縄では沖縄戦の組織的戦争が終わった日として県内のほとんどが休日となる。
私も、正午に糸満の平和の礎の方向に向かってウートートー(手を合わせて黙祷)した。

ただ、沖縄では戦争は完全に終わったものではなく、基地問題がいまも進んでいる。


”最低でも県外”と言って政権をとった民主党は、結局また沖縄に負担を押し付けようとしている。
最低の意味分かっているんだろうか?またお得意の想定外とかっていって責任がないとか言うんだろうか?


福岡に来て、沖縄が基地を負担するのは地理的、経済的にしょうがないという意見も聞いた。内地の人がそういう事を言ってるのにすごくがっかりしたし、沖縄県の声は日本全体には届いていないことを肌で感じた。そういう人は自分の住んでいる地域に基地を置くことをちゃんと認めるんだろうか?

大多数のために少人数が犠牲になるのは功利主義だし、それが社会全体が幸せになると思っているのだろう。
ただ、自分以外の人が負担になる上での幸せというのは、絶対おかしいことを感じて欲しい。


戦争を直接経験した世代ではないが、小さい頃から親や親戚に戦争の悲惨さを学んできた。
どうしたら沖縄がこれから良くなっていくのか、大人になるにつれて真剣に向き合っていきたいと思う。

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