2011年7月24日日曜日

マイケル・プリチャードが汚水を飲料水に変える


世界中の非常に多くの地域が、清潔な飲料水へのアクセスを欠いています。技術者マイケル・プリチャードはそれに挑戦し、携帯式の「Lifesaverフィルタ」を開発しました。それはぞっとするような水を数秒で飲料可能な水にすることができます。TEDGlobal 2009での驚くべきデモです。





->マイケル・プリチャードが汚水を飲料水に変える (09:29)

コメント
アメリカのハリケーン・カトリーナのあと、政府の水への対策が遅いことに腹を立て、汚い水をその場で飲料可能にする「Life Saver Bottle」を開発しました。
これを使えば、災害時や、井戸がない地域で、何時間も駆けて遠くまで水を運ばなくても飲水を確保することが出来ます。
原理的には、ウイルス(25nm)よりも小さい、15nmの穴で濾過することにより安全な水だけを取り出す。なので海水は不可ですが、川や雨の水などを使用することが出来ます。





大型の LifeSaverJerrycan なら、処理能力は2万5千リットル!3年間使え維持費は4人家族で1日たった2分の1セント!

現在の高額な水道システムすら変えてしまうかもしれません。

また、200億ドルあれば、すべての人に安全な水を供給することが出来ると試算しています。

->Life Saver Bottle


このプレゼンを見るまでは知りませんでしたが、ミレニアム開発目標(MDGs)というのがあるんですね。
1990年を基準として、2015年までに8つの目標を解決を掲げています。

  1. 極度の貧困と飢餓の撲滅
  2. 初等教育の完全普及の達成
  3. ジェンダー平等推進と女性の地位向上
  4. 乳児死亡率の削減
  5. 妊産婦の健康の改善
  6. HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
  7. 環境の持続可能性確保
  8. 開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

現在の取り組みと達成状況なども確認することが出来ます。興味を持った方は是非見てみて下さい。





世界の不条理に関心を持ち、何かを変えようとすぐに行動できる人はホントに尊敬します。

私もこれから関心を持ってみていきます。

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