2011年9月29日木曜日

ケヴィン・スラヴィン 「アルゴリズムが形作る世界」


ケヴィン・スラヴィンは、アルゴリズムのためにデザインされ、コンピュータプログラムによるコントロールが広がり続ける世界に我々は生きていると言います。TEDGlobalで行われたこの魅惑的な講演で、彼は複雑なコンピュータプログラムがいかに多くのことを決しているかを示しています。諜報戦略、株価、映画の脚本、建築デザイン。そして私たちがもはや読めもしなければ結果をコントロールすることもできないコードを書いていることに警鐘を鳴らしています。

 



->ケヴィン・スラヴィン 「アルゴリズムが形作る世界」 (15:23)


私達の世界はアルゴリズムによって支配されています。

特に金融の世界では、数マイクロ秒の処理速度が明暗を分けるため、その時間を縮めるために大規模な工事を行ったりします。

これは、合理的かも知れませんが、私達の直感にあったものとは思えません。

アルゴリズムの中身は誰も知ることが出来ず(動かしている人でさえ)ブラックボックス化されています。

それは、ボタンがないエレベーターのようだとケヴィン・スラヴィンは語ります。


私達がプログラムをコントロールできない様な事例が多く見られる中で、アルゴリズムに対する認識をもう一度改める必要がありそうですね。

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