2011年11月18日金曜日

デブドゥット・パッタナイク:「東と西—煙に巻く神話」

デブドゥット・パッタナイクはインドと西洋社会それぞれの神話について、啓発的な視点を提供します。そして、神、死、天国に関する両者の根本的な信念の差異が、いかにお互いを継続的に誤解させているかを示します。
 



->デブドゥット・パッタナイク:「東と西—煙に巻く神話」 (18:26)


インドとヨーロッパでは積み上げてきた神話が違います。

なので、根本的なところで考え方が異なっています。


例えば、ヨーロッパてきな考えでは、人生は一度きりで、人生の間にどれだけ成し遂げるかを大事にします。

しかしインドでは、人生は一度きりではなく、輪廻によって回っていると考えるので、この人生で成し遂げたことは(分母が無限大なので)0であり、無意味であると考えるそうです。


この考え方はビジネスの世界で考え方にも違いを産みます。

現代人は仕事をマニュアル化、数値化し、できる限り効率よく仕事を行おうとします。

しかしインド人その場にあったかやり方を、神からの啓示や、自分の直感で物事を決めてしまうフシがあるそうです。(ちょっと説明が難しい)


どっちが正しいではありません。

そう問いかけること自体が原理主義や暴力主義の考え方に寄っています。


グローバルな倫理観を育まなければいけない現代では、相手の考え方を理解し、融合していくことが大切なんだと改めて考えさせられました。

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