2012年1月19日木曜日

ジョン・ハンターの世界平和ゲーム

ジョン・ハンターは世界中の問題を縦120センチ x 横150センチのべニヤ板の上に広げ、小学4年生の児童たちに解かせます。ジョンは、児童が世界平和ゲームにどのようにのめり込んでいるのかを話します。なぜ教室での授業よりも、自発的な行動や常に予期できないことばかりが起きる世界平和ゲームで深い学びが起こるのでしょうか。ジョンの話を聞いてみましょう。
 



->ジョン・ハンターの世界平和ゲーム (20:28)



世界平和ゲームでは、様々な問題が起こります。


そんな中、50もの問題を解決するよう司令がくだされます。

民族間や少数派での確執、 化学物質や核物質の漏洩、核拡散、 油田流出、環境災害、 水争い、各国の独立、 飢饉、絶滅危惧種、 宇宙の危機や地球温暖化・・・


結果は誰にも予想できません。



ある時、彼女は大規模な戦争を防ぐために小規模な戦争を開始しました。

子供たちの間でこの出来事は正しいのか悪いのか哲学的な議論がかわされます。


この出来事自体は事前に予測されたものではなく、子供たちの行動によって自発的に生じた問題です。


答えが出ないような難しい問題ですが、議論されることによって子供たちの中に善悪の区別が身についていきます。



この答えがない問題を哲学的に議論するというのが素晴らしい!

社会にでる上でとても大事なスキルだが、今の学校ではなかなか教えることは出来ていないと思います。



ハーバード白熱教室でサンデル教授が行なっていることが、この世界平和ゲームを通して子供のうちに経験できます。

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